大和ノ畢生載録

ヤマトノヒッセイサイロク

ふと,句読点について考えてしまった

今日,授業を受けている最中に,ふと句読点について考えた。というのも,理系の大学教員の大半は句読点に「カンマ」,「ピリオド」を用いる。

私自身,最初は日本語の文中に「カンマ」,「ピリオド」が含まれているというのが,どうしても違和感を感じざるを得なかった。しかし,理系の論文では,これらの記号を用いる習慣があるらしく(ルールとして決まっているわけではないので,本来,「まる(。)」や,「てん(、)」を用いてもよいのだが),私もこれに慣れるために,意識的に使ってみよう思った。

実際に使って見たが,どうしても,文末の「ピリオド」だけは,違和感というか,文の最後が視覚的にわかりづらいと感じてしまった。そこで,ネットで情報を収集したところ,どうやら「カンマ」,「まる(。)」の二つを組み合わせるケースも存在することを知った。横書きの教科書なんかは,この組み合わせを採用しているらしい。改めて教科書を見てみると,確かに,この組み合わせになっている。

今まで,全然気が付きませんでした・・・

試しに,この組み合わせで文章を書いてみたのだが,慣れるにつれ,段々と読みやすく感じてきてしまった。さらに,1950年に出版された,『国語の書き表し方』という書籍には,横書きの場合「てん(、)」ではなく「カンマ」を用いる,と書いてあるらしい・・・

まあ結局のところ,「カンマ」,「ピリオド」を用いても,用いらなくても,どっちでも良いのだが,今後,横書きの文章を書く際には,読点には「カンマ」,句点には「まる(。)」を用いて書いていこうと思う。

少し文章が堅苦しく見えてしまうのが,気がかりですが・・・